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農業起業、新規参入、脱サラ農業に必要な事

農業で起業を考えている、法人の方が新規参入を検討している、脱サラして農業を行おうと思っている人は、最近、特に多いと思われます。

農業を経験されていないで、農業を経営することになりますので、覚える事やよるべきことは沢山あります。

作物を栽培し、その作物を売ることは意外に大変です。農業を長く経営されている人も、色々考え、試行錯誤を繰り返していることと思います。

農業経営に関わらず、他のことでも当てはまることがあります。

それは、

(1)色々考えて、上手くいくように計画を立てる

(2)実際に実行する

(3)実行した「内容」や「結果」を記録する

(4)上手くいったこと、苦労したことを確認し、次の対策・計画を立てる

では、ないでしょうか。

 

特に、農業では経験を積む機会が少なく、米は、1年に1回の栽培ですので、10年間で10回しか経験することができません。

他の作物も同様に、年に数回程度、種まきから収穫までの体験しか行えない状況です。

上記の4項目すべて重要ですが、農業では特に「(3)の記録を残すこと」が重要ではないでしょうか。

農業日誌は誰でも書いていることと思いますが、前回の栽培はどのような作業を行った、肥料は何で何回、施肥を行った。

また、農薬はいつ何を使用した。作物に病気が発生したのか、収穫量はどのくらいで、作業時間や作業人数はどのくらい必要だったのか?

そして、売り上げは、原価は、利益はどのくら儲けたのか?

 

後発で、農業分野へ参入するわけですから、それなりに工夫が必要に思われます。

やはり、効率的・効果的に行うには、IT(情報技術)を活用した、農業のIT化が必要不可欠と思います。

農業日誌の記録から、簡単に過去の作業情報や農薬・肥料を検索することは、ITを使えば簡単に行えます。

また、作物の栽培に掛った費用など、再生産価格も簡単に集計できます。

新規で、農業を経営する人にとっては、過去の記録や実績が少ないので、ITを活用し記録を残し、有効に活用することは、必ず、必要な事と思います。

ITの活用を検討してみてはいかがでしょうか。

 

 

ハウス栽培は科学とITが必要

ハウス栽培などで、世界でオランダが進んでいると言われています。

ご存知のように、ITを利用し大規模なハウス栽培(植物工場)を営んでおり、作物の生産ノウハウをITが司っているそうです。

中学の科学で習ったと思いますが、光合成によって【水】+【二酸化炭素】→光合成→【酸素】+【でんぷんなど】を創っています。

水は根から吸収し、二酸化炭素は葉の裏側の気孔から取り入れています。そして、創った酸素は同じく気孔から放出しています。

この植物の原理によって、野菜や作物は成長して行くわけです。

ハウス内の環境情報(酸素、二酸化炭素、湿度、照度、空気の流れ、土壌)を管理する事で、作物の成長をコントロールしていると言われています。

生産者はこの科学を理解し日夜作物を生産しているわけですから、科学者とも言えます。

しかし、人間が管理することには限界があります。

環境情報を収集し比較・蓄積するにはITやパソコンが必要です。そして、土壌の水分や肥料を把握することは機器に頼ることになります。

このような事を、ITを活用し農業生産に取り組んでいる生産者の方は、一部の人ではないでしょうか。

日本国内にこのようなシステムや機器が少なく、海外から高額な費用を掛けて輸入している生産者の方もいらっしゃるそうです。

日本の農業の未来は、ITと科学が重要なキーワードでしょう。

今後、更に農業分野でもIT化が進むことを期待しています。

 


 

農業へIT導入方法

農業分野へIT導入方法

農業へのIT導入は、最初に作物の生産管理をシステム化するのがよいでしょう。

農業法人の基幹は作物の生産活動になりますので、その基幹業務をシステム化を行うことで経営の効率化を計ります。

作物の生産管理をシステム化することで、作物や圃場単位でどのような作業を行い、農薬や肥料及び資材など何を使用したか記録します。

大まかな機能として、そのインプット情報から作物の原価(再生産価格)や利益を自動集計し、次の生産計画に役立たせます。

また、圃場や作物毎の出荷量・出荷金額もシステムへ入力することで、売上管理も行います。

農薬・肥料・資材などの在庫管理機能によって、入庫・出庫情報もシステムへインプットすることで、資産管理を行います。

そのように、生産活動全般の情報をシステムへインプットすることで、その情報を集計しアウトプットし、経営に活用します。

具体的には、農業生産計画の基礎データにすることや、農薬・肥料などの使用履歴からトレーサビリティ情報を公開することもできます。

あるいは、契約栽培での契約価格決定の判断材料に使用したり、契約ごとに実際の損益を確認し次回の契約に反映することも可能です。

そのような情報をシステムから得ることで、経営効率が飛躍的に向上すると思われます。

農業経営の規模にもよりますが、システム会社へ開発依頼した場合数百万円の開発費が必要になる場合もあります。

費用的に導入が難しいのであれば、クラウドサービスを利用することも可能です。

低価格で、クリエイトシステム合同会社からクラウド農業生産管理システムをご提供していますので、検討してみては如何でしょう。

 

 

農業トレーサビリティをITで公開

トレーサビリティをITで公開できる

生産者の方が、作物のトレーサビリティ(生産履歴)を消費者へ伝えるのは簡単にはいきません。

自社でホームページを開設し、生産履歴を公開すれば良いわけですが、ホームページを開設するのが大変でです。

そこで、『青果ネットカタログ』を紹介します。URL⇒こちら http://seica.info/

青果ネットカタログ「SEICA」は、(公財)食品流通構造改善促進機構が所有し、(独)農業・食品産業技術総合研究機構 食品総合研究所及び農林水産研究計算センター(農水省)の協力により運用している公的データベースです。

 

利用は無料で、生産者の方が作物の生産履歴を登録し、消費者の方がインターネットを利用し閲覧ができる仕組みです。

費用も無料で、自社のホームページを開設しなくとも、簡単に作物のトレーサビリティ(生産履歴)の公開ができます。

公開する作物と『カタログ番号』を紐図ければ良いわけで、QRコードを印刷し作物に同封することで、消費者の方が確認できます。

消費者の方は、生産者や生産情報の公開を望んでいる人もおりますので、ITを活用し情報公開が簡単にできます。

 

ITによる農業の見えるか

ITによる農業の見えるか

作物の栽培は、熟練した農家の方の技術の結集です。

作物の生産は土壌や天候・気候などのよって、栽培方法は大きく変わると言われています。

ある地域の米の栽培方法を、他の場所で行おうとしても美味しいお米は生産できません。

水の温度も違うし、土壌も違うからです。

また、コメの生産は年に1回ですので、10年経験しても10回のノウハウしか蓄積することがせきません。

その少ない経験を蓄積し、有効活用するにはITを活用することが必要です。

作物の生産に関わった情報を、「作物/品種」「播種日」「農薬使用」「肥料使用」「土壌成分」「収穫日」など、

農作業の記録を電子化することで有効的に活用することができます。

電子化した記録を2次加工したり、グラフ化を行ったりして、どのようなインプット(作業や肥料)を行って、

アウトプット(収穫)はどのような結果なのかを見える化することで、次の生産活動に役立てます。

ITで生産情報を収集し、その情報をITで判断する方法では、熟練した農家の匠は生かすことはできません。

ITで生産活動を見える化し、どのような作業を行うのかは、生産者の方が判断する方法が効果を上げるのではないでしょうか。

 

 

農業ITの遅れ

農業へITが遅れたのは

農業分野はなぜ他の分野から比較して、ITの導入が遅れたのでしょうか?

農業に関係するソフトやシステムの商品自体が少ないのも事実ですが、ITを必要としている人が少なかったのではないでしょうか。

無料のソフトやシステムでも必要と感じなければ、使用するとことはありません。

 

農業経営の規模も関係するのですが、ITを利用しなくとも作物の生産や農業経営に大きな支障がなかったからです。

本当に必要で問題を解決したいのであれば、多少の費用が掛かっても構築し導入すると思われます。

 

一部の農業経営者では、自社でシステム部門を持ちITの詳しい人材を採用して、業務に合ったシステム構築をしている事例があります。

そのノウハウを基に、自社で開発したシステムをパッケージ化し販売を行ったり、農業用のホームページを制作している場合もあります。

6次産業化とは別の多角化経営ではないでしょうか。

 

最近、話題にあがるオランダのIT農業経営ですが、日本の国土より少ないが輸出額は日本の数倍あると言われています。

オランダの農業は、当初、IT化を積極的に行う経営者と従来通りの経営者に分かれたそうです。

IT化を行わなっか農業経営は行き詰まり破綻し、ITを積極的に導入した農業経営は規模を拡大し、現在に至ったと言われています。

 

ITは道具(ツール)であるのは間違いなく、良い道具を使うことで良い結果を得られると言えます。

これからの農業は、ITと言う良い道具を見つけ上手に使く農家が、生き残るのではないでしょうか!

 

これからの農業は、ITを導入する時代です。

素早く、ITを導入することで日本の農業は更に強くなると思います。

 

 

農業へ失敗しないIT導入

失敗しないITやシステム導入

ITやシステムを導入する場合、解決したい課題点や問題点が存在します。

問題意識や改善に取り組みたい項目があやふやのまま導入すると上手くいかない場合があります。

それは、効果の確認が出来ないからです。ITやシステムの導入は、作業の効率化であったり省力化が大きな成果や目的になるからです。

はっきりした導入目的とどのような成果を期待するのかを明確にして、成果の確認ができますので、導入目的と成果が明確にしてからシステムを導入すべきです。

また、従業員のIT理解度も関係しています。一般の企業がシステムを導入する場合も同様で、操作を行う従業員教育も必要です。

メール送信やワード・エクセルが利用できるのであれば、それほど心配する必要はありません。

システムは万能ではありませんので、業務にピッタリ一致する場合は少ないと考えたほうが良いと思います。

システム会社へ開発を委託し、最初から開発することも可能ですが、開発費用が高く直ぐに導入することは難しいです。

パッケージ化されたシステムやソフトの場合、費用も安く導入も簡単に行える場合が多いです。

農業経営者の考え方にもよりますので、委託開発とパッケージソフトのどちらが良いのか一概には言えません。

導入したい業務のパッケージソフトが存在するのならば、費用と導入期間からもおススメです。

ITやシステムは道具ですので、上手に使えば効果があがり経営にもプラスに働きます。

農業分野も他業種同様に、IT化を行う経営と従来通りの経営方法では、大きな差がでるのではないでしょうか?

現状を十分把握し、費用対効果を考慮したITやシステムの導入が失敗しない方法と言えます。

農業分野もITを活用する時代になってきました。

最初の一歩を踏み出し、IT化を進めてください。

 

農業もITを活用する時代

これからの農業とIT活用について考えていきたいと思います。


日本の農業は、作物の品種改良が進み他国に比べて品質の高い野菜や果物及び米を生産していると思います。

美味しくて、安全な食物を提供している日本は、決して他の国に引けを取っているとは思いません。

しかし、TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)によって、輸入の食物が低価格で提供されることで、価格は必ず下がることになるでしょう。

農作物の生産者は、品質が高く美味しい作物を作ることは得意ですが、消費者へ販売する販路開拓については苦手なのではないでしょうか?

私の知り合いで、直売所へ出荷している農家の方がいますが、売れ残って家に回収するのは絶対いやなので、必ず売り切るようにしているそうです。

具体的には、作物を見栄え良くし(磨く)価格も他の陳列されている価格を確認し決めるそうです。

消費者の方に選んでもらえるために、考えていることなのだと思います。

 

消費者の方が望んでいることは何でしょうか。

顔の見える生産者から、安心・安全な作物を購入したいと考えている人は多いと思います。

特に、東京・横浜・大阪など大都市に住む消費者の方は要望が強いのではないでしょうか。

その中でも、小さいお子さんのいる家庭や高齢者の方などに特に強いニーズがあります。

そこで、ITを活用して消費者に選んでもらえる作物を提供することはできないでしょうか!

一つは、作物の生産過程をホームページやインターネットを活用し、消費者の方へ公開することが考えられます。

農業日誌を電子化し、どの圃場(作物の生育場所)でどんな作物を生産し、いつ種をまき、施肥、消毒、収穫を行ったのかを公開するのです。

農産物や加工品に、バーコードを印刷したものを添付し、消費者の方がスマートフォンでバーコードから確認する仕組みです。

農業日誌を紙などで管理していたのでは、新たに電子化を行わなければならないので、大変非効率です。

最初から、農作業の記録や画像を電子化して記録すれば、インターネットで公開する準備は整いますので可能になります。

日本人の心の中は、信頼関係でなりたっており、日本の農家の方が生産した作物は安心と考えている人が多いですが、

確実な記録・証拠(エビデンス)を残すことで、より一層の信頼を得ることが出来ると考えます。

農業で、ITを活用し農業経営を成功に結び付けるには、最初に取り組まなければならないことは電子化だと考えます。

多くの企業が、IT化を進めるに当たり、ステップを踏んでシステムを導入しています。

農業経営も同様に、できることから始め、少しずつシステムを導入し、確実にステップアップすることが必要です。